ELLIPAL Titan 2.0レビュー:エアギャップ型セキュリティを検証【2026年】
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- ELLIPAL Titan 2.0の概要
- ELLIPAL Titan 2.0の長所 & 短所
- ELLIPAL Titan 2.0の仕組み
- ELLIPAL Titan 2.0の仕様とデザイン
- ELLIPAL Titan 2.0の主な機能
- ELLIPAL Titan 2.0の開封
- ELLIPAL Titan 2.0のセットアップ
- ELLIPAL Titan 2.0の価格と手数料
- ELLIPAL Titan 2.0が対応するチェーンと資産
- ELLIPALのカスタマーサポート
- ELLIPAL Titan 2.0のセキュリティと自己管理
- ELLIPAL Titan 2.0は安全に使える?
- NGRAVE ZEROとELLIPAL Titan 2.0を比較
- ELLIPAL Titan 2.0の代替製品
- まとめ
- よくある質問
- ELLIPAL Titan 2.0は、QRコードを使ってトランザクションに署名するエアギャップ型ハードウェアウォレットです。
- CC EAL5+認証のセキュアエレメントと密閉された金属製ボディが、保管中の秘密鍵を保護します。
- 45以上のブロックチェーンに対応し、1万種類を超えるトークンを利用できます。
- 4インチのタッチスクリーンを搭載しており、トランザクションの詳細やウォレットアドレスを確認しやすくなっています。
- デスクトップでの管理には対応していないため、ELLIPALのモバイルアプリが必要です。
初代ELLIPAL Titan 1.0のファームウェア更新が終了するなか、既存ユーザーはアップグレードするか、別のウォレットに乗り換えるかを検討しているかもしれません。ELLIPAL Titan 2.0は、同社のエコシステムを使い続けたい人にとって、従来と同じ感覚で利用できる選択肢です。エアギャップ設計を維持し、USB、Bluetooth、Wi-FiではなくQRコードでトランザクションを処理します。金属製の筐体や改ざん防止機能も引き継ぎながら、より洗練されたハードウェアを採用しました。ただし、エアギャップ型ウォレットには高性能な製品が複数あります。本レビューでは、ELLIPAL Titan 2.0の改良点が購入に見合うものかを検証します。
| 基本情報 | ELLIPAL Titan 2.0 |
|---|---|
| 🗝️ 種類 | ハードウェアウォレット |
| 🖥️ 画面 | 4インチIPSタッチスクリーン |
| 🪙 対応トークン | 1万種類超 |
| 🌐 対応ネットワーク | 45超 |
| 🖼️ NFT対応 | 対応 |
| 🔗 接続方式 | QRコードによるエアギャップ接続 |
| 🔋 ワイヤレス充電 | 非対応 |
| 🛡️ セキュリティ | CC EAL5+、パスワード、パターンロック |
| 📱 モバイルアプリ | Android & iOS |
| 💻 デスクトップアプリ | 非対応 |
| 📲 メインアプリ | ELLIPAL App |
| 🔌 ウォレット連携 | MetaMask、WalletConnect |
| ⭐ おすすめの用途 | エアギャップ環境でのマルチチェーン資産管理 |
ELLIPAL Titan 2.0の概要
香港を拠点とするハードウェアウォレット企業のELLIPALは、2018年から事業を展開し、オフラインでQRコードを使って暗号資産を保管する製品を主に手がけています。市場に登場してから8年間、公表されたセキュリティ侵害はありません。初代Titanの後継となるTitan 2.0は、2023年11月に発売されました。Titan 1.0のファームウェアサポート終了が近づいていたことから、このアップデートは特に重要な意味を持ちました。既存ユーザーには、アップグレードするかELLIPALから離れるかという選択肢が生じていたためです。

2つのモデルを並べると、見た目はよく似ています。Titan 2.0は、スマートフォンのような形状やサイズ、底面の溝、充電端子を前モデルから引き継いでおり、色の変更もわずかです。密閉された金属製ボディは手に持つと頑丈さが感じられ、重量は140gと一般的なスマートフォンより軽量です。前面には4インチのカラーIPSタッチスクリーンを搭載。Titan 1.0より画面が鮮明で、コントラストも明らかに向上しています。背面のカメラは金色のアクセントが施されており、トランザクションへの署名時にQRコードを読み取るために使います。
資産の管理にはELLIPAL Appを使用します。45を超えるブロックチェーン上の1万種類超のトークンとNFTに対応しています。Titan 2.0はMetaMaskにも対応し、WalletConnectはELLIPAL Appに直接統合されています。QRコードを読み取ることで主要なWeb3アプリにウォレットを接続しながら、秘密鍵はオフラインに保てます。

使い慣れた外観の内側には、より重要な改良が加えられています。初代TitanがAndroidベースのシステムを採用していたのに対し、Titan 2.0は独自OSを搭載。不要なソフトウェアコンポーネントを減らしたことで、攻撃対象領域も小さくなっています。また、秘密鍵を物理的な取り出しから守るCC EAL5+認証のセキュアエレメントも新たに採用しました。
完全なエアギャップ設計は維持されており、Wi-Fi、Bluetooth、NFC、モバイル通信、USBデータ接続には対応していません。充電端子とmicroSDカードスロットも、本体底面の接点に接続する着脱式ドックに備わっています。そのため、ウォレット本体に開口部はありません。内部部品は、改ざんに強い一体型の密閉金属ボディに収められています。ハードウェアに物理的にアクセスするには本体を切り開く必要があり、端末は修復不能な損傷を受けるため、不正な干渉を隠すのは困難です。
Titan 2.0には最大5つのウォレットを作成できます。アクセスはアカウントパスワードとパターンロックで保護され、必要に応じてBIP39パスフレーズも設定できます。これは一般に「25番目の単語」と呼ばれます。セカンダリーウォレット機能では、別のロック解除パターンに特定のアカウントだけを割り当てられます。ほかのアカウントは非表示のままで、秘密鍵や資産に影響はありません。
Titan 2.0は現在、公式サイトで149ドルで販売されています。カラーはグレーと、新たに加わったゴールドの2種類です。セキュリティアダプターとmicroSDカードは充電ケーブルとともに同梱されているため、別途購入する必要はありません。
ELLIPAL Titan 2.0の長所 & 短所
おすすめポイント
- QRコード署名による完全なエアギャップ設計
- 見やすい大型タッチスクリーン
- セキュアエレメントによる保護
- 改ざん防止機能を備えた密閉ボディ
- 1万種類超のトークンに対応
- Bitcoin Taprootに対応
- 非表示にできるセカンダリーウォレット
- オフラインでのmicroSDアップデート
注意点
- 完全なオープンソースではない
- QRコードでの取引手順に時間がかかる
- デスクトップには非対応
- 日常的に持ち歩くにはかさばる
- 充電にはアダプターが必要
ELLIPAL Titan 2.0の仕組み
ELLIPAL Titan 2.0は、QRコードでトランザクションデータをやり取りし、秘密鍵をオフラインに保ちます。まずELLIPAL Appでトランザクションを作成すると、未署名の取引情報を含むQRコードが表示されます。Titan 2.0の背面カメラでこのコードを読み取り、本体内で署名すると、アプリで読み取るための別のQRコードが生成されます。アプリはその情報をブロックチェーンに送信します。

充電とファームウェアの更新には、着脱式のセキュリティアダプターを使用します。アダプターにはUSB-C充電ポートとmicroSDカードスロットがあり、ウォレット本体には底面の接点だけが備わっています。ファームウェアファイルはmicroSDカードに保存し、アダプターを介してインストールします。そのため、USBケーブル、メモリーカード、インターネットに接続された機器をTitan 2.0本体に直接つなぐ必要はありません。
ELLIPAL Titan 2.0の仕様とデザイン
ここでは、Titan 2.0のサイズ、ディスプレイ、バッテリー、筐体、周辺機器の仕様を紹介します。そのうえで、こうした設計が日常的な使い勝手にどう影響するのかを見ていきます。
| 仕様 | 詳細 |
|---|---|
| サイズ | 118 × 66 × 9.7 mm |
| 重量 | 140g |
| 画面 | 4インチのカラーIPSタッチスクリーン |
| カメラ | 500万画素オートフォーカスカメラ |
| バッテリー | 1,400mAh(待機時間259時間) |
| 本体 | 密閉型アルミ合金ケース |
| セキュアエレメント | CC EAL5+ |
| データ転送 | QRコード |
| カラー | グレー、ゴールド |
Titan 2.0は初代Titanと同様、スマートフォンのようなコンパクトなデザインを採用しており、サイズは118 × 66 × 9.7mmです。重量は140gで、手に持つとしっかりとした重みを感じますが、初期設定やトランザクションへの署名で扱っていても負担になりません。密閉型のアルミ合金ボディには、USBポートやmicroSDスロットがありません。すっきりとした外観を実現しながら、改ざん防止構造を備えています。

操作の大半は4インチのIPSタッチスクリーンで行います。画面が大きいため、ウォレットアドレスやトランザクションの詳細を確認する際に、画面を何度も切り替える必要がありません。画面のタッチ反応も素早く、操作中は安定しています。背面には500万画素のオートフォーカスカメラを搭載し、トランザクション用のQRコードを読み取れます。カメラを囲むゴールドのリングが、落ち着いたグレーまたはゴールドの外装にアクセントを加えています。本体下部には、着脱式セキュリティアダプター用の接続端子のみを備えています。
ELLIPAL Titan 2.0の主な機能
Titan 2.0は、オフラインでのトランザクション署名と、モバイルアプリを通じたマルチチェーン資産管理に対応しています。主な機能が、暗号資産の保管や利用にどのように役立つのかを紹介します。
エアギャップセキュリティ
Titan 2.0は、有線・無線を問わずデータ接続を必要としません。Wi-Fi、Bluetooth、NFC、モバイル通信、USBデータポートはいずれも搭載していません。ウォレットとELLIPAL Appの間でトランザクション情報をやり取りする際は、QRコードを使用します。
まずアプリでトランザクションを作成し、画面に表示されたQRコードをTitan 2.0で読み取ります。その後、4インチの画面で内容を確認します。オフラインで署名すると、アプリで読み取ってブロードキャストするためのQRコードが本体に表示されます。
充電とファームウェアの更新には、着脱式セキュリティアダプターを使用します。USB-CポートとmicroSDスロットはウォレット本体の外側にあり、本体下部の接点を通じてアダプターを接続します。そのため、金属製の本体にポートを設ける必要はありません。
対応資産とWeb3
Bitcoin、Ethereum、Solana、XRP、Cardano、BNB Chain、Polygonなど、45以上のブロックチェーン上にある10,000種類を超えるトークンを管理できます。EthereumとPolygonのNFTにも、ELLIPAL Appを通じて対応しています。
Bitcoinでは、Legacy、Nested SegWit、Native SegWit、Taprootの各アドレス形式を利用できます。Taprootに対応しているため、別のウォレットを使わずに、より新しいBitcoinアドレスの機能を活用できます。
Web3には、ELLIPAL Appに組み込まれたMetaMaskとWalletConnectプロトコルを通じてアクセスできます。QRコードを読み取って対応する分散型アプリケーションに接続し、Titan 2.0上で個々の操作を承認できます。秘密鍵をオフラインで保管したまま、DeFiアプリケーションを利用できます。
ウォレットのプライバシー機能
Titan 2.0では、1台のデバイスに最大5つのウォレットを作成できます。資産や用途、ポートフォリオを分けて管理でき、各アカウントには個別のパスワードを設定できます。また、パターンロックでデバイスの画面へのアクセスを保護します。
Secondary Wallet機能を使うと、プライバシーをさらに高められます。別のパターンを設定し、選択したアカウントだけを開くことができます。メインのアカウントは非表示のままです。このパターンを入力しても、ほかのアカウントの存在が明らかになったり、それらを保護する秘密鍵が変更されたりすることはありません。

BIP39パスフレーズを追加することもできます。一般に「25番目の単語」と呼ばれるこのパスフレーズを設定すると、リカバリーフレーズだけでは復元できない別のウォレットが作成されます。一方、パスフレーズを紛失すると、そのウォレットにアクセスできなくなります。
アプリによる資産管理
ELLIPAL Appは、ウォレットシステムにおけるオンライン側の役割を担います。残高の確認、取引履歴のチェック、資産の受け取り、送金の準備に利用します。秘密鍵の保管とトランザクションの承認は、Titan 2.0が行います。

アプリからは、トークンのスワップ、暗号資産の購入や売却、ステーキング、NFT、分散型アプリケーションも利用できます。ウォレットでの承認が必要な操作では、QRコードを使ってトランザクションをTitan 2.0に送り、デバイス上で承認します。
この仕組みにより、秘密鍵をスマートフォンに保存することなく、モバイル端末から資産を管理できます。ただし、ELLIPALはデスクトップアプリを提供していないため、日常的な資産管理にはiOS版またはAndroid版のアプリが必要です。
ELLIPAL Titan 2.0の開封
ELLIPAL Titan 2.0は、きちんと整理された箱に入っています。ウォレット本体は上部に収められ、付属品は下部の仕切りに分けて収納されています。梱包は整然としており、デバイスの充電やファームウェアの更新、リカバリーフレーズの記録に必要なものが一通りそろっています。

同梱品は以下のとおりです。
- ELLIPAL Titan 2.0ウォレット
- セキュリティアダプター
- USB-C充電ケーブル
- 16GB microSDカード
- スクリーンプロテクター
- リカバリーフレーズ記入シート2枚
- ユーザーマニュアル
ELLIPAL Titan 2.0のセットアップ
ELLIPAL Titan 2.0のセットアップでは、オフラインでウォレットを作成し、リカバリーフレーズを記録したうえで、管理する資産を選び、デバイスをELLIPAL Appに接続します。手順1:電源ボタンをELLIPALのロゴが表示され、ELLIPALアプリのダウンロードを促す画面が出るまで長押しします。

手順2:デバイスで言語を選択します。

手順 3:次の画面でアカウントを作成をタップします。既存のウォレットを復元またはインポートする選択肢も表示されますが、新しく設定する場合はアカウントを作成を選んでください。

手順 4:アカウント名を入力し、パスワードを設定して、確認のためもう一度入力します。パスフレーズを使う場合は、Advance Modeを開きます。入力が終わったら、アカウントを作成をタップします。

手順 5:シードフレーズに関する警告が表示されたら、安全上の注意事項を確認し、今すぐバックアップをタップします。

手順 6:ELLIPALの画面に表示される順番どおりに、24語のシードフレーズを書き留めます。バックアップが済んだら、次へをタップします。

手順 7:ELLIPALから、シードフレーズに含まれる6つの単語の確認を求められます。指定された順番で正しい単語を選び、シードフレーズを検証をタップします。

手順 8:コインを選択画面で使用する暗号資産を有効にし、OKをタップします。

手順 9:スマートフォンでELLIPALモバイルアプリを開き、QRコードスキャナーを起動します。次にTitanの画面右上にあるリンクをタップします。アプリでTitanに表示されるQRコードを読み取り、アカウントがリンクされるまで続けてください。

ELLIPAL Titan 2.0の価格と手数料
ELLIPAL Titan 2.0は現在、公式ウェブサイトで149ドルで購入できます。価格にはセキュリティアダプター、USB-C充電ケーブル、16GBのmicroSDカードが含まれているため、これらのアクセサリーを別途購入する必要はありません。セキュリティアダプターを破損したり紛失したりした場合は、ELLIPALから29.90ドルで交換品を購入できます。ウォレットの利用にサブスクリプション料金やアカウント維持費はかかりません。
ELLIPAL Titan 2.0が対応するチェーンと資産
Titan 2.0は、45を超えるブロックチェーン上で1万種類を超えるトークンに対応しています。Bitcoin、Ethereum、Solana、XRP、Cardano、BNBなどの主要な資産に加え、USDTやUSDCをはじめとするステーブルコインも管理できます。ERC-20やBEP-20のほか、互換性のある他のネットワークで発行されたトークンにも対応しています。NFTの管理機能は現在、EthereumとPolygonのコレクションで利用できます。
残高の管理や取引の準備はELLIPALアプリで行い、Titan 2.0がオフラインで取引に署名します。MetaMaskとの互換性やWalletConnect連携により、秘密鍵をインターネット接続デバイスにさらすことなくWeb3アプリケーションを利用できます。
ELLIPALのカスタマーサポート
Titan 2.0についてサポートが必要な場合は、メールでELLIPALのカスタマーサポートチームに問い合わせることができます。また、セットアップ手順、ファームウェアのアップデート方法、トラブルシューティングの記事、セキュリティ情報を掲載したオンラインのヘルプセンターも運営しています。ELLIPALにはユーザー同士がウォレットについて話し合えるDiscordコミュニティもありますが、アカウントやデバイスに固有の問題は公式メールアドレスから問い合わせるのが適切です。
ELLIPAL Titan 2.0のセキュリティと自己管理
Titan 2.0でウォレットを作成すると、秘密鍵はデバイス内で生成され、そのまま保管されます。ウォレットにはWi-Fi、Bluetooth、NFC、携帯電話回線の接続機能やUSBデータポートがないため、秘密鍵をスマートフォンに送る必要はありません。代わりに、ELLIPALアプリで取引を準備し、Titan 2.0でQRコードを読み取って詳細を確認したうえで、オフラインで署名します。その後、署名済みのQRコードをスマートフォンで読み取ると、取引がブロードキャストされます。
この仕組みでは、残高の確認やブロックチェーンとの通信をスマートフォンが担い、秘密鍵の管理と取引の承認をTitan 2.0が担います。ただし、エアギャップがあっても、誤った取引や悪意のある取引を承認することは防げません。ウォレットの画面でアドレス、ネットワーク、金額を必ず確認してください。
秘密鍵は、物理的な取り出しを困難にする設計のCC EAL5+セキュアエレメント内に保管されます。またTitan 2.0では、初代TitanのAndroidベースのソフトウェアに代えて、より小規模な独自OSを採用しており、攻撃対象となり得るソフトウェアコンポーネントを減らしています。ただし、ELLIPALは一部のみオープンソースです。QRコードのフォーマット、ファームウェア検証ツール、一部のライブラリは公開されていますが、セキュアエレメントに関連するコードは、チップメーカーとの秘密保持契約に基づき非公開です。
ウォレットを開けようとする場合、密閉された金属製の筐体を切断する必要があり、デバイスは元に戻せないほど損傷します。また、外部ポートはありません。充電やファームウェアのアップデートは、取り外し可能なアダプターと底面の接点を通じて行います。
アカウントパスワード、パターンロック、任意のBIP39パスフレーズを使ってアクセスを保護できます。別のパターンを設定すると、選択したアカウントを格納したセカンダリーウォレットを開けるようになり、他のアカウントを隠しておくこともできます。
ウォレットを復元するために、標準的な12語または24語のBIP39シードフレーズが提供されます。16進数の文字列ではありません。シードフレーズを入手した人は誰でもウォレットを復元できますが、ELLIPALがシードフレーズを取得したり、取引を取り消したりすることはできません。
ELLIPAL Titan 2.0は安全に使える?
Titan 2.0は、リモート攻撃やサプライチェーン攻撃に対して強固な保護を提供します。密閉された金属製の本体は、切断しなければ開けることができず、開けると元に戻せないほど損傷するため、事前の物理的な改ざんに気づきやすくなっています。有線・無線のデータ接続がないことから、攻撃者がデバイスに侵入する経路も限られます。
一方で、ファームウェアファイルは攻撃経路の一つになり得ます。アップデートは必ずELLIPALの公式ウェブサイトから直接ダウンロードし、ドメイン名を慎重に確認してください。また、復元用フレーズを安全に保管し、署名前に取引の詳細を確認する必要があります。エアギャップ型のウォレットでも、バックアップの流出、フィッシング、ユーザー自身が承認した悪意のある取引は防げません。
NGRAVE ZEROとELLIPAL Titan 2.0を比較
どちらも4インチのタッチスクリーンとモバイルアプリを備え、オフラインでQRコード署名ができます。ただし、重視するポイントは異なります。それぞれのモデルがどの点で優れているのかを比較します。
| 項目 | ELLIPAL Titan 2.0 | NGRAVE ZERO |
|---|---|---|
| 価格 | 149ドル | 398ユーロ |
| 画面 | 4インチIPSタッチスクリーン | 4インチタッチスクリーン |
| トランザクション署名 | オフラインのQRコード | オフラインのQRコード |
| セキュリティ機構 | CC EAL5+認証のセキュアエレメント | EAL7認証のセキュアOS |
| 認証方法 | パスワード、パターン | PIN、指紋認証 |
| ネイティブ対応ブロックチェーン | 45以上のブロックチェーン | 15以上のブロックチェーン |
| 対応資産 | 10,000種類以上のトークン | 100種類以上の資産 |
| サードパーティーウォレット | MetaMask、WalletConnect | MetaMask、Rabby |
| Bitcoinアドレス形式 | Native SegWit、Nested SegWit、Legacy、Taproot | Native SegWit、Nested SegWit、Legacy |
| ファームウェア更新 | アダプター経由でmicroSDを使用 | パソコンに接続してUSB-Cで更新 |
| リカバリー形式 | 12語または24語 | 64桁の16進数 |
| 物理的な保護 | 密閉型の金属ボディ | 改ざん耐性のある金属ボディ |
Taprootアドレスや、より多くのネイティブ対応ネットワーク、アプリ経由のWeb3アクセスを必要とする場合や、価格を抑えたい場合は、ELLIPALが実用的な選択肢です。従来型のBIP39リカバリーフレーズを採用しているため、MetaMaskなど一般的な暗号資産ウォレットを使ったことがあれば、なじみやすいでしょう。
NGRAVEは認証とリカバリーのセキュリティをより重視しています。指紋認証、EAL7認証のセキュアOSコンポーネント、GRAPHENEバックアップシステムを利用できます。ただし、EAL7とEAL5+は異なるコンポーネントを評価する指標です。2つのウォレットを直接比較するランキングとして扱うべきではありません。
ELLIPAL Titan 2.0の代替製品
Titan 2.0が暗号資産の管理方法に合わない場合は、セキュリティ、接続性、リカバリーに異なるアプローチを採る以下の製品も検討できます。
1. NGRAVE ZERO:生体認証と、より強固な物理的セキュリティを重視するなら、NGRAVE ZEROは指紋認証、EAL7認証のセキュアOSコンポーネント、GRAPHENEバックアップを備えています。
2. Ledger Stax:モバイルとデスクトップの両方から使いたい場合は、Ledger Staxが選択肢になります。Bluetooth接続、曲面E Inkタッチスクリーン、ワイヤレス充電に対応しています。
| 項目 | ELLIPAL Titan 2.0 | NGRAVE ZERO | Ledger Stax |
|---|---|---|---|
| 価格 | 149ドル | 398ユーロ | 399ドル |
| 画面 | 4インチIPSタッチスクリーン | 4インチカラータッチスクリーン | 3.7インチ曲面E Inkタッチスクリーン |
| 接続方法 | QRコード、充電専用端子 | QRコード、充電と更新に使うUSB-C | Bluetooth、USB-C、リカバリーとセキュリティキー用のNFC |
| 主な特徴 | Taproot対応と幅広いネイティブ資産対応 | 指紋認証に対応したオフライン署名 | 曲面タッチスクリーンとワイヤレス充電 |
| おすすめの用途 | モバイルでの複数資産管理 | 生体認証を備えたコールドストレージ | モバイルとデスクトップでの自己管理 |
| 商品を見る | 今すぐ購入 | 今すぐ購入 | 今すぐ購入 |
まとめ
暗号資産のセキュリティは、秘密鍵を自分で管理することから始まります。小さな画面での操作を強いられることなく、トランザクション署名をオフラインで行えるハードウェアウォレットをお探しなら、ELLIPAL Titan 2.0は有力な選択肢です。QRコードを使った操作、密閉型の金属ボディ、4インチのタッチスクリーン、Taproot対応、45以上のブロックチェーンへの対応により、スマートフォンからさまざまな資産を管理しやすくなっています。
一方で、指紋認証やデスクトップアプリには対応しておらず、ソフトウェアもオープンソースなのは一部に限られます。また、ELLIPAL Appへの依存は、デスクトップでのウォレット管理を好む人には制約に感じられるかもしれません。こうした点が気になる場合は、自分に合ったセキュリティモデルを選ぶ前に、ほかのハードウェアウォレットの選択肢も比較してみてください。
よくある質問
いいえ。資産はブロックチェーン上にあり、Titan 2.0には資産を管理するために必要な秘密鍵が保管されます。
選択中のネットワークとアドレス形式を確認してください。Bitcoinのアドレス形式やXRPのBIP44形式を切り替えると、残高が表示されるようになったという報告があります。ブロックチェーンエクスプローラーでアドレスを確認することもできます。
はい。BIP39リカバリーフレーズを使って、既存のウォレットをTitan 2.0に復元できます。
いいえ。暗号資産はブロックチェーン上にあり、ファームウェアの更新で変更されるのはデバイスのソフトウェアだけです。ただし、更新前にリカバリーフレーズを安全に保管してください。
リカバリーフレーズを使い、別のBIP39対応ウォレットでアカウントを復元できます。対応する資産はウォレットによって異なる場合があります。
はい。特に、オフラインでのQRコード署名、大型タッチスクリーン、多数のブロックチェーンへの対応を求める人に向いています。ただし、モバイルのみで完結する操作方法は、すべての人に合うわけではありません。
ELLIPAL公式サイトまたは正規販売店で購入できます。公式に購入することで、改ざんされたデバイスや中古品を受け取るリスクを抑えられます。






